ガラル地方の伝説 2
ガラル地方の伝説にまつわるエピソードのまとめ その2です。
・ラテラルタウンの壁画
ラテラルタウンにある、子供の落書きのような壁画。
その壁画の後ろには英雄の像が隠されていました。
その像は2人の若者よりも2匹のポケモンらしき存在が目立つよう配置されていて、また、ポケモン達は剣と盾をくわえています。
エンジンシティの像やナックルシティのタペストリーよりも古いこの像のほうが、より正しい歴史を示しているはず。
やはり英雄は若者2人で、剣と盾はそれぞれポケモンだった。しかし時が経つにつれポケモンの存在は忘れられ、若者も2人から1人に減らされて伝えられることになった。
ということでしょうか。
・キルクスタウンの温泉
キルクスタウンには、かつて英雄が戦いの疲れを癒やすのに使ったとされる温泉があります。
しかし現在温泉に入ることができるのはポケモンだけです。
ここでもやはりポケモンと英雄に密接な関係があったことを示しています。
そして現代、ローズ委員長の手によって災厄ブラックナイトが呼び起こされてしまいました。
※ここからは重大なネタバレを含むのでご注意ください
ブラックナイトの正体は、膨大なエネルギーを放つポケモン・ムゲンダイナでした。
ローズ委員長はムゲンダイナの力を制御することでガラル地方のエネルギー問題を解決しようとしましたが、失敗し、ムゲンダイナを暴走させてしまいます。
私とホップはこれまでに見聞きした情報を頼りに剣と盾のポケモンが眠っているであろう森を訪れましたが、そこにあったのはボロボロに朽ちた剣と盾だけでした。
朽ちた剣と盾を持ってムゲンダイナに立ち向かうも、敵の放つ謎の力によってポケモン達は技を繰り出すことができなくなってしまいます。
絶体絶命の私達は、最後の望みをかけて剣と盾を空にかかげてみると、どこからともなく英雄のポケモンが現れました。
剣のポケモン・ザシアンと盾のポケモン・ザマゼンタの力を借り、ついにムゲンダイナを撃退、捕獲することに成功。
ガラルの平和は守られましたとさ。
まとめると、かつてガラル地方を襲った黒い渦ブラックナイトとはムゲンダイナのことで、ザシアンとザマゼンタを連れた2人の若者がムゲンダイナを封印した、というのがガラル伝説の真実でした。
しかし、なぜザシアンとザマゼンタは忘れられて2人の若者が英雄ということになったのか、さらになぜ英雄の存在が1人になってしまったのか、その辺りは依然謎のままです。